写真作品。

私にとって、写真というものがどういうものなのか、
なぜ写真を撮るのか、その答えは今もまだ出ない。
確かに、写真へと導かれた出来事はあったし、
写真以外の方法ではだめだったのかと言われれば、
それはたぶん、だめだったんだろうと思う。

「写真を撮る」ということが、果たして行為なのか、態度なのか、
あるいは現象なのか、私にはまだわからない。
私が被写体として選ぶものの多くが「ヒト」の形をしていることの、
意味とか、意義とか、そしてそれらが存在するのかとか、
そういうことも私はまだはっきりと言葉にできずにいる。

けれど、それでも、私は撮り続けるのだろうと思う。
私は問い続けるのだろう。
いつまでも、答えなど出ないと知りながらも。

2016.01.11 神尾 朝美

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