
改めまして、先日のデザインフェスタお疲れさまでした。
またブースにお立ち寄りくださったみなさん、
ありがとうございました。
ハンドアウトにも書いたのですが、
今回は私の創作が始まる以前の激情に立ち返るのが目的だったので、
だいぶ重い作品を持ち込んでしまいました。
語って解ってくれる人にしか語らなかったつもりだったのですが、
変に重い語りが鬱陶しいとかんじた方もいるかもな。
若干、個展でやるべきだったかもと思ったんですが、
真白で撮りたかった作品だったので、デザフェスで出品しました。
やってみて思ったのは、
自分が創作を始める以前に抱えていた憎悪や怒りや悲しみが、
途轍もなく大きかったということ。
そのすべてが今の私の創作の原動力になっていて、
すなわち私の創作の根源には、
今の私には抱えきれないほどの負の感情があるのだということ。
今の私を取り巻くプラスの感情や要素が、
すべて負けてしまうほどのネガティブな感情を、
あのころの私が抱えていたのだということ。
たぶん、今こうして生きていることが不思議なくらい、
押しつぶされそうな負の感情をずっと抱えていたんじゃないかと思います。
でもそれでも今生きていられるのは、
その途轍もなく大きな負の感情を、
すべて創作に変換する術を身につけたからに他なりません。
それに気づくことができたので、
今回のデザインフェスタは本当に苦しかったのだけど、
それでも意味のあるものだったと思います。
きっと隣に香里さんがいてくれなかったら、
お友達が会いに来てくれなかったら、
間違えなく途中でダウンしてただろうな……。
本当に、今の私と共に在ってくれるみなさんへの感謝は、
言葉ではとても言い表せません。
やっぱり、今回の制作がとても苦しかったので、
それから逃げるために意識が散漫になりがちだったなと反省しています。
どうでもいいことまで目についてイライラして、
自分の制作に集中できないのはよくないですね。
またいつか、
あのころの自分と向き合わなければならないときは来ると思いますが、
今回は負けっぱなしのまま、一時休戦です。
あの頃の自分の抱いていた巨大な憎悪を、
ぜんぶまとめて包み込めるぐらいにならないとだめだな、と思う。
そして今の私ではとてもそんなことはできないのです。
苦しい、苦しい道のり。
私が最期の最期に対峙しなければならない、
あの頃に置き去りにされた自分自身の姿を確認して、
その強大さに立ち尽くすことしかできなくて、
無力さに逃げ出したくすらなった、今回のデザインフェスタ。
でもそんな強大な憎悪をエネルギーに変えて、
展開し続けてきた作品たちと、私自身の命、
そして今私の側に居てくれるみなさん、人形たち、
その一つ一つの輪郭を確かめて、
一歩ずつ踏み出していけばいいのだと再確認した、二日間。
今年のこのむちゃくちゃな展示スケジュールの中で、
確かに見えてくる一つ一つの、その手触りを忘れないように、
また次の作品を作っていきたいと思います。
ちょっと、今こんな調子で疲れはてているので、
9月にやろうと思っていた「Atomic dust」は、延期にするかもしれません……。
ともあれ、次は7月のアートポケットです。よろしくお願いします。
その前に区展があるけど、そっちは本当にどうなることやら……。
入選したらお知らせしたいと思います。
何もいわなかったら、落ちたと思ってください(笑)
最近のコメント