喫茶チャボで。


もう逃げられないんだ、と唐突に思った。
駅前に新しく出来たビジネスホテルのカフェで、
買ったばかりのジャズCDを聞きながらぼんやりした。
昨日からずっとイライラしていて、ずっと具合が悪くて、
ずっと熱が下がらず、食欲もなかった。毎年の症状。
けれど、まあ、そろそろもう甘えても居られない。
このままでは、私はまた失ってしまってから、
「ああ、あの時こうしていれば」と悲嘆にくれることになる。
それが解っていて、正面から向き合うことをずっと避けている。
恐ろしいからだ。それ以外に理由はない。
苦しんだり、悲しんだり、今以上に泣かないとならなかったり、
そういうことにはもう「飽きた」と言いながら。
怖くて怖くて、仕方がないのだ。

いわゆる、転機である。

本当に恐ろしいことは、失うことでも消えてしまうことでもない。
置き去りにされることだ。

なしのすけ。


最近、赤いバスの側面にも描いてある。
期待したほど活躍していないような気もしないでもない。
私の知らないところで活躍しているのかもしれない。
さほど稲城に馴染んでいないくせに文句ばっか言ってると叱られる。

稲城の梨はべらぼうに高いが美味しい。
毎朝、畑の脇を通って通勤するので出来栄えが楽しみ。
楽しみにしているだけで食べたことは1回しかない。高級品だ。
梨はアレルギーだが、一個を八等分にしたうちの2切れぐらいまでなら、
何とか呼吸困難にはならないので、ウシロノヒトの目を盗んで食べた。

その畑も、ふと気付くと集合住宅に姿を変えていることがある。
このあたりは本当に東京かというぐらい何もないのだが、
最近人口ばかりがどんどん増えている感じがして気になっている。
市の人口は増えても、それで市が活性化しているわけではないと思う。
名産品の畑や商店街には元気があるようには見えない。
いわゆるベッドタウンである。
そこに住んではいるが、そこで活動をしているわけではない。
平日の昼間は市外に働きに出て、週末は市外に遊びに行く。
不動産屋さんいわく、「区画整理に失敗した街」に住んでもうすぐ1年半。

「街の活性化」とは何だろうか、と、ふと考えた。

ハケンの力量

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一般家庭ではあまり見ない切手濡らしスポンジも、詰め替え式のスティックのりも完備している(ぉ

まず作業に入る前にA4のコピー用紙を敷き、
切手は列で切り取って蛇腹に折り、
同封物は組み合わせる前に全て数をチェックする。
裏からと表からの二回数えて、合っていたら作業に入る。

私事で大量に封書を郵送する用事があって、
久々に自宅で事務員モードに入った。
大量とはいえたかだか30通足らず。
以前やった200も300もクオカードを発送する仕事よりは相当楽だ。
ただし内容が内容なので慎重に進めた結果、2時間弱で何とか完了。
うーん、腕は落ちた。

昨今は仕事でも電子メールが主流だから、
こういう仕事は派遣社員にすらなかなか回ってこない。
しかし、本来前線で活躍するべき正社員さんが、
前線で活躍することに集中できるように、
コマゴマした作業に関してはプロフェッショナルでありたい。
前線にもはや立つことは出来ないと判断してから、
完全に後方支援に回るまでには何年も葛藤したが、
今は後方支援のプロフェッショナルになりたいと密かに心を決めている。

初めが最前線だったから、
余計に負けて引退するような気がして悩んでいたんだな。
まるで戦士であるかのような扱いをされていたけど、実際は一兵卒にすぎなかった。
それだけあそこが死地だったということ。
あの頃は「本社にいる事務員なんかぬるい仕事しかしていないくせに」と見下していた。
けれど、事務だって甘い仕事じゃない。

後方支援業務はどんなのもこなしてやるから安心して戦って来い。
ピンチの時は「こんなこともあろうかと!」って何かしら準備しといてやる。
そうやってどんと構えて居られるオヤッサンになりたいのだ。
カーチャンではなく。
そんな派遣社員である。

航海日誌。

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今の形式に落ち着いてから、4冊のノートを使い終わった。
「創作ノート」と呼ぶのも違う気がしてきたので、「航海日誌」と呼ぶことにした。
毎日持ち歩くのもやめて、自宅や休日のカフェでだけ書くようにした。
代わりに、コクヨの測量野帳を持ち歩いている。
ハードカバーの小型ノートをずっと探していたが、
もう観念してモレスキンにするしかないか、と諦めた矢先、
この測量野帳を見つけて大変感激した。
存在は知っていたけれど、中紙が3ミリ方眼だけの野帳があることは先週知った。
ついでにPoICというカードシステムを参考に、アナログシステムを構築した。
単に、ツイッターを開く回数と見る時間を減らしたかったのだが、
これがなかなか上手くいっている。
結果はどう出るかわからない。
とりあえず、野帳と航海日誌間で記事をトラックバックできるところまでは構築した。
あとは運用しながら手を入れる。

最近、また右手にペンダコが帰ってきた。
文章ばかり書いているので他への意欲が減退するかと思ったが、
ことのほか写真への意欲が少しずつ復活している。
文字を書き続けることは私の活力の源泉だと再確認した。
冬が来るまでには、麦ロック状態からゼロ地点にまで復活したいところである。

検定試験受けてきました。

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2000円の問題集を捨てるのは勇気が要るけど。
情報は常に新しくなっていくわけだし。
ずっと持ってると不合格通知が届きそうだし。
教科書棚は爆発するし。
合格発表9月だし。

次の資源ゴミの日にサヨウナラだッ!
サヨウナラ2000円!
コンニチハ新しい教科書!

棚から「いま勉強中ボックス」への教科書の流れはまあまあです。
無理しない程度に流していきたいと思います。

もぐ……。

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昨日は初めての眼科に行って、
今日は都内の心療内科に行って、
お財布も精神力も体力もワシワシ削られました。
目薬と睡眠薬と肩凝りの薬(違)を貰えたのでヨシトシマス……。

今夜は明日の検定試験の追い込みをするので、
気合いを入れるために米を3合炊きました。
握りこぶし大のおむすびを2つむすびました。
中身は熱中症対策で買っておいた梅干しです。

小学生の頃、中学受験のために学習塾に通っていたので、
週に何日かの夕飯は、塾で母のおむすびを食べていました。
大人の握りこぶし大のおむすび2つを持たされてました。
学校の後にさらに3、4時間勉強するので、
低血糖になった脳には米が必要でした。
あの何年かは非常にツラい時期だったけど、
その後に得たものの方が大きかったので感謝しています。

最近の私は、あの頃のガッツと根気と忍耐力を忘れています。
甘ったれてるのです。

つまり、勉強をするにはまず握りこぶし大のおむすびが2つ必要。
それを食べないと気合いが入りません。

がんばるのです。

旅人という生き方。

過去と未来を行きつ戻りつ生きている。
いわゆる実在する「現在」と、私の体感している「現在」には、
客観的に見て大きな開きがある。ことがある。

その開きを極力埋めるためのスケジューラーと、
波間を漂ううちに通り過ぎていくモノを捕獲しておくためのメモ、
そしてそれらを格納するためのノート。
これらを思考錯誤するうちに「文房具好きさん」と呼ばれるようになった。
好きであることは否定しないが、コレクターではない。
切実な用途で何とか最良の方法を探しているうちに必然的にこうなった。

で、いまスケジューラーとしてトラベラーズノートを使っている。
時間を旅しているような人生に、このプロダクトが相応しく思えたからだ。
しかし、スターターキットに入っている白紙のノートの使い道がない。
探してみたがさっぱり使い道がない。
無駄にはしたくないので紙棚に祀ってある。何かないものか。


そんなわけで、先日中目黒にあるトラベラーズノートのお店に行ってきた。
行ってはみたが大した成果はなかった。

デザインフィルのプロダクトはどれも良くできている。
その道具を実際によく使う人が作っているからだろうと思う。
創り手の自己満足で終わってしまいがちなプロダクト商品だが、
実によく行き届いていて、その成功の理由も伺える。
だからこそ、そういうプロダクト商品を最も嫌う私自身が、
トラベラーズノートを道具の一つとして選択するに至ったのだろう。

しかし、ユーザーのすべてが切実な人ばかりではない。
中には、その流行に乗って買ってはみたものの、
ちょっと使っただけでたんすの肥やしにするなんて人もあるんじゃないだろうか。
そういう人たちは、だいたい一見しただけで解る。
ゆえに、せっかくお店にまで足を運んだのだが、
どうにもいたたまれない気持ちになってしまったので早々に引き上げた。

何も買わずに出るのも気が引けたので、ロールステッカーの安いやつと、
前から気になっていたBICのボールペンを1本査収した。
あのオレンジの細い軸にインク色のキャップのボールペンだ。
BICについては明るくないので、調べた上で筆記具ブログに記事を譲る。

+++

「叶いますように」「叶いますように」「この想いが」
何度もノートに出てくる言葉。
それは、「報われますように」と同義だけれど、もっと苦しくて痛い。
死に瀕した者の祈りのようだ、と悲しい目を向けられる。
最後に死ななければならないことは解っている。
愛しい人と別れなければならないことも。
けれど、その恐怖への心構えを作り上げるように日々を生きるのはもうまっぴらだ。
もう解っている。もう解りきっている。逃げることはできない。
それなら、いくらか気分は楽なはずなのに。

恐ろしいのは失うことではない。消えてしまうことでもない。

食品衛生責任者 養成講習会。


本日、わざわざ休暇(無給)を頂いて講習会に行ってきました。
「Bar あさみ」を開く、なんて話しは本当にただの冗談ですよ……。
ちょっと知りたいことがあったのです。
結果的としては、知りたいことは大体知ることができましたし、
教本も資格もゲットできたので、とても有意義な1日でした。

最近、放射線関係やレバ刺し関係で食の話題をよく耳にします。
というか、食べることって命を繋ぐ事ですから、
よく話題になって当たり前のことなんですけどね。
でも、その命に関わる話題の核心が隠蔽されたり歪曲されてしまうのは、
一体ぜんたいどういうことなんだろう? って思ったのです。

また、それは何も食に関することだけではありません。
昨今よく話題に上る「環境問題」にも同じ疑問を持っています。
けれど、私には「どうしてだろう?」と思う以上のことが出来なかったのです。
別に何かアクションを起こそうとしているわけではありません。
「私にも何か出来るかも!」とか、「出来るところからはじめよう!」でも、ないです。
単に、知識がないのに疑問や疑念ばかりが強くなって、
それが物凄いストレスになっていたんですね……。

何が問題で、その問題がどういう問題を呼んでいるのか。
その根源にどういう問題があるのか。
それを問題としている根拠は何なのか。自分はどう思うのか。

別にどうでもいいじゃん、って言われたらそれまでなんですけど……。
でも、やっぱ解ったような顔でアレコレ捲くし立ててる人を見ると腹が立つので、
自覚していない部分で、私にも意見があるのかもしれないなあと思ったわけで。

ようは、「腹が立つのはいけないな」と思ったわけですw

たぶん、何が不安なのかとか、何が問題なのかとか、
知識がないままに考えても答えなんか出なくてイライラするだけなので、
とりあえずちょっと勉強してみようじゃないかと思ったのが始まり。
陸前高田市に遊びに行ったのも、結局はそれが理由だったような気もする。
解らないことは何でも不安。ある程度見えていれば、解決の糸口も見えてくるはず。
何の解決かって、ま、イライラのね(苦笑)

しかし、講習会最後の小テスト、全問正解率は今日の会場では52%とのこと。
どうしたらあの問題を間違えることが出来るのか私には解らないのですが、
それでもやっぱ、私の席からも居眠りさんたちは良く見えましたし、
後ろの席の雑談は大層うるさかったですし、ちゃんと試験にした方が良いんじゃないかと。
会社で言われて嫌々受けに来た、っていう人が多かったみたいなんですが、
社会人だけが集まる講習会は、学生さんの集まりより性質が悪い気がします……。
人の命を預かる立場になるんじゃないのか……。
食中毒の事件があとを絶たないことの原因はここにもあるような気がしてならないのでした。

ともかく、今日は久々に1日勉強が出来て大変楽しゅうございました。

ウイルス感染と、段々死んでいる話し。

写真はNOODLER’Sインクの外箱だが、このインクについては、
万年筆専門店フルハイターさんのインク研究会24を参照されたい。
え? そのインクの外箱がなんでうちにあるのかって?
そりゃあんた、野暮はいけないよ……。
このインクは生い立ちが素敵すぎて1度は使ってみたいと思っていたのですが、
事情が事情だけに、現在日本では欠品状態。
もう入荷ルートがないので在庫限り、なんていう物騒な話もあり……カクカクシカジカ。

ちなみに、上記リンク先で万年筆愛好家のことを「ウイルス感染者」と呼んでいる。
そうだろうな、そうなんだろうな、そうですよね。困った困った。ははは。
筆記具はどれもこれも一様に愛おしいけど、万年筆ってなんでこんなに愛おしいんだろう。
万年筆だからだな。可愛いやつらめ……。今日もお嫁さんたちに囲まれて私は幸せです。

先週、先々週と心身ともに大変病んでいた中、頑張って毎日会社に行った。
勉強もしたし、本も読んだし、検定試験も受けたし、ノートも書いた。
でもどれもこれも全部無理をして無理矢理やっていたので、何一つ実にはならなかった。
今日、会社に行く途中に体の震えが止まらなくなって、諦めて休んだ。
半日寝て午後から鍼を打ちに行ったら、首の前面の凝りが酷いとのこと。
肩や背中の凝りは背骨の神経からの緊張が伝わって起こるそうだが、
首の前面は脳の神経と繋がっているらしく、ここの凝りはストレスや心配事が原因だそうだ。
こうなってしまったらもう、ややどうしようもないので(ややって……)
とにかく体を冷やさないように気をつけろ、よく温めろ、と注意された。

「体が冷えると少しずつ思考停止してくるでしょ。
悩み事ばっかり増えて解決の糸口見えなくなるでしょ。
首凝り酷くなって姿勢悪くなるでしょ。
血行悪化して冷えるでしょ。
それ、少しずつ死んでるから(ニッコリ。」

わたし、段々死んでました!!!

一番肝心なのは、何よりストレスを減らすことなんだけどねーって。
そのためには自分の気の持ちようをどうにかしないとなぁ(;´ー`)
さいきん反省することが多い……無駄に自分でストレス増やしているですよ……。

「無理をしない」っていうのが、一番苦手です。

いいことマップ

先日、岩手大の陸前高田復興応援チームという方々(@E_code1)がフリーペーパーを創刊されたそうで。
どこで手に入るのか調べたところ、ほとんどが陸前高田市内だったので、
次に遊びに行くときにでも、と思っていたのだが。
なんと、東京でも手に入るとのことで、実家に帰るついでに渋谷に寄ってきた。
寄ったというか、まあ、ぐるっと大回りをして、ちょっとした小旅行になってしまった。


渋谷パルコPart1の4Fにある、「Only Free Paper」
ここはフリーペーパー専門店ということで、所狭しとフリーペーパーが並んでいる。
なかなか面白い空間だった。のだが。
連日会社でデータ入力作業をして、眼球が爆発しそうなほどの眼精疲労に見舞われていたその日。
どんなに探せどもそれらしきものが見つからず、店員さんに聞いてもまるで見えず。
ついには「これです」とわざわざ手渡ししてもらう羽目に。お世話様でした……。すみません。

そして、金曜日の渋谷は戦場だった。
稲城市に引っ越して何年か経つと、都会には人が沢山居るということを忘れる。
あのスクランブル交差点で写真を撮りたくなる気持ちは、都心で働いてた頃は理解できなかったが、
今ならなんとなく解る気がする……スゲーって思う……。


命からがら、渋谷から持ち帰ったフリーペーパーがこれ。
陸前高田市へのアクセスや、宿泊場所の情報なんかも掲載されている。
写真にも文章にもぬくもりがあっていいなーと思った。
私には出来ないことなんだよなーというのが初めに持った気持ち。
人と人との付き合いを大事にすることができない。
自分の中に閉じこもってしまう。
それをいいことだとは思わないけど、悪いことだとも思っていない。
だから、こういう写真や文章には、素直に憧れてしまう。
いいなぁ。

表紙の多肉植物を植えている長靴が、多分これ穴があいてないのかな?
蒸れてしまってる気がして、これこのままじゃ根腐れして枯れちゃうんじゃ……。
とか、余計な心配もしてます(;´ー`)
うちの多肉さんたちは夏を乗り切れるかなぁ……。乗り切ってくれー。

このフリーペーパーは、渋谷 Only Free Paper のほかに、
下北沢にある「Instep Light」というカフェにも設置されているそう。
こちらのカフェのメニューには、陸前高田の米崎りんごを使ったケーキがあるそうで、
陸前高田とゆかりのあるお店なんだとか。今度行ってみよう……。

しかしこの、冊子というか、紙媒体のぬくもりというのは温かい。
単に紙モノが好きだというのもあるのだけど。
それにしても、WEB上でモニター越しに見るのとは明らかに、何かが違う。